最終回を迎えた夏・秋アニメと2クールアニメの1クール終了時の感想記事。もちろん、ネタバレ注意です。
アカメが斬る!
因果応報でわりと綺麗にまとめて終わりました。ほとんどのキャラが死んで生き残った2人も一人は命を削ってますし、もう一人も奥の手を使った痕が残っており、なんらかの後遺症がありそうで、皆が報いを受ける形。ただ、レオーネは治療しろよとツッコミたくなる。死ぬ以外で報いを受ける話ができなかったんかねぇ。まあ、大臣を憎んでいたみたいだし、目的も果たして満足したのかな。
アカメが斬る!の良かった所は個性的なキャラですね。敵味方共に魅力的だった。そして、前述したとおりしっかりまとめたところ。原作漫画が終わってないので投げ出すかもと思っていましたが、杞憂に終わりました。あとこの手のジャンルの王道を貫いたことも評価したい。
高級料理ぐらいの期待感でみると薄っぺらく感じますが、ファストフードぐらいの軽い気構えで見れば分かりやすい物語で非情に面白い作品でした。まあ、革命軍の物語で一国の終焉まで描いて2クールで終わらせるとなると深みはでないですよね。
それにしても、エスデスちゃんは可愛かったなぁ。今年No.1ヒロインですわ。
SHIROBAKO(しろばこ)
2クールなので12話までの感想です。12話が最終回でもいいような出来栄え。単純に言えば絵を描いているだけなんだけども熱い展開だった。美化してる部分は少なからずあるが、お仕事ものでこの達成感はええな。毎週期待してた通りぐらいの安定した面白さだったんですが、1クールの締めは期待以上。それでいて、年明けまで引っ張る展開じゃなくてよかった。
宮森と絵麻が1クールの中心だったので、2クール目は声優・脚本・CGの子たちが中心になるのかな。いやー来年も楽しみです。
Fate/stay night (Unlimited Blade Works)
最後にこの曲流すとは…。良い曲なんだけどタイナカさんのが聞きたかった。
切りどころに不満ある人いるかもしれないですが、いい切りどころがないよなぁUBW。面白いシーンは後半に詰め込んできたから1クール待つのが辛い。
私はわりと好きだけど劇場版は無謀すぎだったと再確認しましたね。2クールでも1時間やる週がないと足りなさそうなのに数十分では無理。ディーンさんは頑張ってたよ。
失われた未来を求めて
最終回は「えっここで?」という場面で終わってしまった。EDで逆再生してい意味深だったから、Cパートもあるかと思ってたらそれもない。話はまとまったんだけどオチが弱い印象。逆再生とかするなら、幸せそうな未来像をしっかり出して( ;∀;) イイハナシダナーエンドにして欲しかった。それと話は理解できたんだけどブラックボックスとか結局謎のまま。まあ、それは1クールで説明するのは難しいのかな。
ここまで不満しか書いていませんが、この作品好きです。シュタインズゲートみたいにガッツリ話を作っているわけではないのだけど、神秘的な独特の雰囲気が良かった。あの重すぎず軽すぎない雰囲気はイイ。あと、走っている最中に服の色が変わるシーンは吹いたね。作画崩壊とか今までもあったけど初めて見るパターンだった。
始まる前からキャラクターの3D感?CG感?とかいろいろ問題もあったけども、なんだかんだ楽しむことのできた作品でした。
ソードアート・オンラインII
1期は素直に面白かったんだけど2期は正直微妙でした。GGOは序盤面白かったんだけど…。マザロザも評判良いわりにはうーん…恋空見た時のなんとも言えない感じを思い出しました。
1期と2期の違いはなんだろか、と考えると1期はほとんどがゲーム上の話で何か気になることが合ってもゲームだからこまけぇこたぁいいんだよ!!で消化していた。ところが2期だと現実での活動も大きく関わり、気になる点が消化できなくなった、この事が一番の原因かな。
つまらなくはないんだけど、2期はなんだかもにょる作品でした。
四月は君の嘘
2クールですので11話までの感想。1話を見た時から期待していましたが、今のところ期待以上のデキです。まず、演奏シーンが素晴らしい。通常の演奏シーンだけでなく、耳が聴こえないことを表現する水中での演奏シーン、武士・絵見・公生のそれぞれの色を魅せた演奏、どれも綺麗だった。
そして、ストーリーもいい感じに青春している。嫌味や破綻もなく、押し付けがましい感じもない。2クール目がどうなるかわかりませんが、秋アニメでは個人的に1番面白いアニメ。チャーリーブラウンも凄い良い味出してます。
サイコパス2
1クールでまとめるとなるとこんなもんですかね。DTBの時にも思ったけど2クールで良かったアニメを1クールでやるのは良くないなー。
1期と比べて2期は登場人物の掘り下げが浅い。東金と霜月は頑張ってたけど雛河とかよく分からなかったし、1期からのメンバーとはいえ弥生が空気すぎた。
1期のドラマ重視が好みだったので2期は不満が残る。ドラマは薄いし、荒削りな展開も気になる。でも、次週が気になる程度には楽しめました。まあ、1期と比べたらよくないという話で2期もエンタメとして普通に楽しめるアニメです。
オオカミ少女と黒王子
最後イケメンすぎワロタ。このアニメ前半は良くも悪くもベタな展開が多く惰性で見てた感じだったのだが、キャラが立ってきた後半は面白かった。ベタとはいえ前半も主人公のクズっぷりは新鮮だ。浮気や不倫などのジャンルではよくあるけど、普通の恋愛ものでは珍しい気がする。略奪愛とかみたいに好きだからこそではなく虚栄心からくる「オオカミ」だもんなあ。いいところばかり見せてるわけではないから、等身大の恋愛ものとしてウケてるのかな。もちろん、佐田くんがカッコイイというのはある。が、最後まで見たらどちらかと言えば可愛いキャラだと思いました。そして、予告のくだらなさ、大好きです。
蟲師 続章
最後まで高いクオリティでした。井戸の周りに生えている草の作画や雨が降ってきた時の音といい、あらゆるシーンで文句の付け所がない。そして話も身にしみる感じがたまらん。鬱回続きでしたが、最後はハッピーエンド。ただ、足は治らなかった。でも蟲師はそれでいいんです。失ったものはなかなか元に戻らない。だが、前向きに考えることもできるし、見方を変えれば何か意味がることなのかもしれない。語彙力なくて上手く表現できないんですが、蟲師は失うことも得ることにも善し悪しだけじゃない何かを見出してくれるような気がします。
「話しても話しても終わらない話」最後のセリフがこれっていうのも趣深い。
それにしても劇場予告あっさりしすぎじゃないですか?
神撃のバハムート GENESIS
まさに、終始劇場クオリティーだった。展開も熱かったし、最後のセリフもかっこよすぎ。久しぶりに正統的なファンタジーで面白かった。
予算をどれだけつぎ込んだんだってぐらい作画が良かったし、お話自体も12話で綺麗にまとめてた。
スマホゲー原作だからと放送前全く期待してなかったけど良いアニメ見れました。
大図書館の羊飼い
無理矢理ハッピーエンドにしたご都合主義的な終わり方だけど誰も不幸にならなくてよかったよ。主人公も好感持てるし、周りもいい人ばかり。(滝川さんは雑コラ職人だからセーフ)低予算だからだろうか、デフォルメ化したり、アップが多かった気がする。けれども、それはマイナスではなく、可愛く思えたり楽しい動きのあるプラスの演出となっていた。そういう部分も良かったしギャグもキャラの絡みもクスっとくるのが多くて、お話自体は感動するだとかはないが、今期1番心地よいアニメだった。
俺、ツインテールになります。
ツインテールは永遠だぜ。11話同様、最終回も作画もって良かった。10話・9話は最近では珍しいぐらいの崩れ具合。でも、俺ツイって終始アホなことを貫き通す物語だから、いい意味でネタになったと思う。男声優も無駄に豪華だし、こういう狂気に満ちたアニメが1シーズンに1つあってもいい。めっちゃ楽しめました。
寄生獣 セイの格率
2クールですので、12話までの感想。次第に人間らしさを知るミギーと人間らしさが解らなくなる新一。放送前はどうなるかと思いましたが、今のところいい感じのアニメ化でよかった。感情がないといいつつ、怒りの感情だけはあるのかね。ただ、BGMだけはもうちょっとどうにかして欲しい。12話はそんなに気にならなかったが、BGMが大きすぎてセリフが聞き取りづらい時があるのは困るなあ。
HisCoool! セハガール
せがた三四郎とか最後にいろいろ突っ込んできましたね。きみのためなら死ねるとか本編で見たかった。それにしてもいい最終回すぎだ。あんな本編からこんな綺麗にまとめるとは思わなかったよ。でも展開的にまさか新ハード発売か?とドキドキさせるのはやめてくれ。発売するなら構わんのだけども。
万人受けするような作品では無かったんですが、私は面白かったです。お正月はセガハードを出してプレイしようと思う。
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
やはり、ドラゴンの正体は人間だったか…。下品すぎるとこはあるけどなかなか王道的な展開。黒幕っぽいのも出てきたし、2クール目もテンポよく進みそう。元の国、アンジュ達、ドラゴンの3勢力がどう絡んでいくのだろうか。
甘城ブリリアントパーク
TBSアニメは番外編が必要とはいえ締まらない最終回だった。実質前回が最終回だけどスベりすぎだろ…。このアニメはキャラが可愛いのだけれども全然キャラを掘り下げないから可愛いの延長にある面白いにはならなかったな…。だからと言って話がめちゃくちゃ面白いというわけでもない。いろいろ模索してるのは分かるんだけど微妙にずれて中途半端になってる。良くも悪くも最近の京アニらしい作品。面白いが分からない、ウケるのがわからない、そういう迷走を表現した13話だったのかも。Free!みたいに客層を定めてシンプルに攻めればいいのに。
まぁ、京アニだから期待して辛くなるけど凡作ではなかった。12話まではそこそこ面白かったし、まとまっていて良かったと思います。
繰繰れ(ぐぐれ)!コックリさん
しんみりした話からギャグに癒やしまで可愛くて笑える楽しいアニメだった。ここにきて悲しいクリスマスを見せられるとは思わなかったよ。カオスな面々でふざけた話が多いのかとおもいきや意外といい話もちょいちょい入れてきましたね。ギャグもキャラの濃さも良かった。
結城友奈は勇者である
最終話…。こりゃ茶番言われるわな。1番やっちゃいけない終わり方でしょ。分割2クール発表があったならまだ救いがあったんだけどね。
完璧に回収したって作品はそんなに多くないけど、あまりにも投げっぱなし部分が多すぎる。広げた風呂敷だけは畳め、これに尽きる。
11話まではいい感じだったよ。設定とかあるなら日常回削って掘り下げて欲しかった。
ダイヤのA(エース)
2014年内までの感想。惰性で見てたし、オチも知っていた。それでも、面白かった。今回ばかりは止め絵も良い効果になってたし、62話から63話への続けかたの演出も良かったね。高校野球っぽくて。
何だかんだ見続けて良かったと思う。アニメも最後まで見届けたいと思う。
グリザイアの果実
まさか、頭突きで便器を破壊するとは…。序盤はシリアスでやっていく感じになると思っていたが、後半は設定がガバガバすぎて半分ギャグみたいになってました。原作から元々こうなのか、それとも、尺の都合でこうなってしまったのかはわかりませんが、そういう部分が逆にねーよって思いながらも笑えるシーンになっていて面白かった。
また、そこにこだわらなくていいだろと思うような部分も妙にこだわっていて、シュールさが増していいアクセントになっていたと思う。
春からやる迷宮と楽園はどうなってしまうのか楽しみです。
天体のメソッド
なんか最近いろいろなアニメで劇画風みたいな絵を使うシーン増えてますね。突然絵柄が変わるから意表を突かれる。
正直、内容ほとんど理解できてないと思う。ノエルが帰ってきた理由もさっぱり分からない。ただ、何となく綺麗に終わった。
面白かった?と聞かれたら可愛かった、雰囲気が良かったとしか答えようがない。まあ、終始そういう方向性のアニメだと示していたので、深く考えずのほほ~んと見る分にはよかったです。
魔弾の王と戦姫
1,2話ぐらいは良かったけど、話が進むにつれてねぇ…。MFっぽさが徐々に出てきた。それでも、5大MFの中ではノゲノラについで2番めに良かったよ。
やっぱ戦記物をアニメでやるの難しいね。チェスで代用してたけど、馬で見たかったな。もちろん、予算とか考えたらできないのもわかる。
原作読んでなくてもわかるほどアニメの方は話もキャラ描写も端折ってたし、なんだかもどかしい作品でした。
異能バトルは日常系のなかで
正妻戦争はこれからだエンド。終わって思うのは「異能とバトル」いらなかったよなーと。シリアスシーンも絶望的につまらなかった。日常パートは他の日常系アニメやハーレムアニメと比べても良い方なのに…。タイトルにも入っているし、テーマなんだろうけど、魔法戦争みたいな一周回って笑えるわけでもないのが…。戦争って結局なんだったのか。まあ、長台詞とか良いシーンもあったんだけど個人的にはイマイチでした。
TERRAFORMARS テラフォーマーズ
今年ワーストですわ。全てがアカンかった。まず、導入部の1巻をOVAでやったのが間違い。そのくせ、それを視聴していないとわからない描写もある。そして、話題になった規制や作品全体的に画面が暗い。見せ方が悪いから戦闘も何やっているかわからない部分が多い。放送前に不安視されてた懸念が全部的中したアニメだったよ…。ヤンジャンのアニメ化は恵まれないなあ…。ブリュンヒルデ、東京喰種、そしてこれ。うまるちゃんは頼むからアニメ化成功して欲しい。
その他にも最終回を視聴したら更新してきます。
浦安鉄筋家族や旦那、Gレコなど一部視聴してても感想書かないものもあります。