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【俺ガイル】やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(a)の感想【特典小説】

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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続のBD/DVD第1巻に付いてくる特典小説「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(a)」についての感想記事です。ネタバレにはご注意下さい。

 

本編80ページ、なかがき12ページ、その他含め合計95ページで構成されていました。そして、BD/DVDの表紙のゆきのんと特典小説でのゆきのんが微妙に違う。ほぼポーズは一緒なのだが、表情・顔の角度が違いました。何らかの意図(納品日の違い?)があるのか私には分かりませんでした。ここからは、各章ごとの感想を述べていきます。

 

「とある日記に綴るのは、」「戯言めいた誰かの手記」

冒頭で2ページずつ誰かの日記、手記が。パッとみだと、「とある日記に綴るのは、」はガハマさん。「戯言めいた誰かの手記」はゆきのんっぽいですね。10巻では手記についていろいろ考えましたが、アニメで放送された際、誰のものでもあって、誰のものでもないみたいな感じで濁されたので、現時点では、深く考えなくても良いのかなと。決して、面倒なわけではない。

 

a1「そうして、比企谷八幡の冬休みが始まる。」

あのクリスマスイベント後からお話が始まります。特に奉仕部の仕事がない八幡はいつも通り家でのんびりゴロゴロしていると、比企谷母に受験で微妙な時期の小町にそんなだらけた姿みせないでと忠告を受ける。そんなこんなで、暇つぶしに映画を見に行くと、2人で遊んでいたゆきのんとガハマさんにバッタリ会い合流することに…。

いつも比企谷父の仕事が忙しい描写は有りますが、珍しく今回は比企谷母での描写。八幡は父親似だそうで、愚痴りつつも立派に社畜やってそう。

八幡と合流する前、2人はプリクラを撮っていたみたい。ゆきのんはプリクラの出来に不満を持っていたみたいで、ガハマさんが八幡に見せようとすると全力で止めにかかってましたね。まぁ、あれは慣れてないと可愛いよりも気持ち悪さが大きいのかも。映画の券を買うタイミングが違ったので2人と八幡は別の席に。後ろの方に座る八幡が二人の仲睦まじい様子をついつい見てしまうのはしゃーないね。

 

a2「ほんのりと、紅茶の香りが漂う場所で。」

映画を見終わった後は、お食事に。2人は特に店を決めてないので、八幡がサイゼを提案する。折本たちとの時とは違って、なかなか好印象。思ってた反応と違うからか、オサレなカフェにしようと考えを変える。ほんと八幡めんどくさい。そして、ゆきのんが少し前から気になっていたカフェに行くことに。なんとそこでは、折本が店員としてバイトをしていました…。

ほとんどゆきのんとガハマさんとは初対面の状態ですから、折本のデリカシーのない感じが場の空気を悪くしてしまう。まぁ、悪意はないですから、割り切れば普通にガハマさん達とも仲良くやっていけるでしょう。それに、ゆきのんのヒッキーは最高でした。慣れない事やろうとすると失敗して恥ずかしくなるんですよね。ほんとそれあるー。

それにしても折本かおりは恐ろしいですね。昔の八幡、玉縄を落としただけはある。壁を作るタイプの男性にはズカズカ踏み込んでくる感じの女性がウケるんでしょうかね。意図的にではなく、ナチュラルに攻めるので、引っかかった男性は多そうだ。

 

a3「小さくひそやかに、折本かおりは問いかける。」

カフェで2人と別れた後、八幡はまた街でブラブラし、帰りはバスで帰ることに。バス停でバスを待っていると折本かおりとまた遭遇。2人で歩いて帰ることに。

最後の最後に爆弾を投げてきたなぁ。

「ていうか、どっちと付き合ってんの?」

「じゃあ、どっちが好きなの?」

ラブコメの定番イベントですね。複数ヒロインがいる場合よくある。

でもこれ、ナンバリングじゃなくて、特典小説でやるのか。折本かおり自身は世間話程度で振ったと思うので、八幡の中で消化しきれず、わだかまりとなって残りそうです。

 

締め

特典小説なので、ただラブコメするだけなのかと思いきや、最後に爆弾を。

なかがきを読むと何か仕掛けがあるみたいですが、鈍いのか馬鹿なのか私には分かりませんでした。普通に9巻と10巻の間の1エピソードだと思っておりました。

もしかしたら、次巻から別ルートとしてやっていくのかもしれませんね。はたまた、いろんな視点から取り上げたりするのかも。

それと、やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続のBD/DVD第2巻の特典小説タイトルは「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(n)」なので、安直に考えたらアナザーの頭文字を並べていくのかな。

何はともあれ次巻も楽しみです。座して待つ。