2016年11月19日更新
面白い恋愛アニメのご紹介。泣けるものや感動するもの、学園ものや青春ものなど様々なジャンルから選びました。ランキングは上からだいたいのものでそんなに深い意味はございません。シーズンが終わるごとに最新のものに更新していきます。
秒速5センチメートル
映画作品。「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」の3話構成で、合計約65分。オリジナル。
遠野貴樹と篠原明里はお互いに想い合っていた。だが、小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校してしまう。そんな彼らの中学時代・高校時代・社会人時代を描いた甘く切ないストーリー。背景が恐ろしく綺麗で、自分の過去にはないはずの情景なのにノスタルジックを感じさせる圧巻の作品。
君に届け
1期「君に届け」が全25話、2期「君に届け 2ND SEASON」が全12話。
アニメーション制作はProduction I.G。原作は漫画。
主人公の黒沼爽子は高校一年生。座右の銘は「一日一善」。性格は真面目でポジティブなのだが、見た目が陰気で暗いためか、周りからは「貞子」というあだ名で呼ばれクラスに馴染めないでいた。しかし、クラスメイトの風早翔太や吉田千鶴、矢野あやねなどの協力を得て、周囲の誤解を解き、友情・恋愛などを通して成長していく青春物語。
true tears(トゥルーティアーズ)
1期全13話。アニメーション制作はP.A.WORKS。
絵本作家を目指す高校生「仲上眞一郎」は、自身の両親と両親を亡くし仲上家に引き取られてきた同じ高校に通う「湯浅比呂美」との4人で暮らしている。
ある日、眞一郎は学校の裏庭で、木に登って降りられなくなった少女「石動乃絵」と出会う。彼女は過去に起きたある出来事が原因で、涙が流せなくなったのだそうだ。眞一郎は彼女との交流によって比呂美や親友「野伏三代吉」、幼馴染「安藤愛子」らとの関係や、自分自身との向き合い方を変えていく。そんな彼らの悩みや葛藤、恋愛模様を描いた作品。
時をかける少女
映画作品。原作は筒井康隆の小説。アニメーション制作はマッドハウス。
主人公は、東京の下町にある高校に通う女子高生・紺野真琴。紺野真琴はある出来事をきっかけに「今」から過去に遡ってやり直せる力「タイムリープ能力」を手に入れる。最初は困惑していたが、徐々に日常の些細な不満や欲望にもためらいなく使うようになってしまう。そんななか、仲の良い男友達「間宮千昭」「津田功介」との関係が少しずつ変わっていく。初夏の東京を駆け抜けていく爽快な青春映画。
とらドラ!
1期全25話。原作は竹宮ゆゆこのライトノベル。アニメーション制作はJ.C.STAFF。
原作は大人気のライトノベル。高校生の青春ラブコメ。恋愛のシリアスな部分も描かれていて、重い展開もありますが、基本的にはコメディタッチで描かれているので気楽に観れると思います。個人的にはコメディとシリアスのバランスがちょうどいい作品。
蛍火の杜へ
約44分の中編映画作品。原作は緑川ゆきによる漫画。
夏休みを利用して、祖父の家に遊びに来ていた少女・蛍は、妖怪たちが住むといわれる「山神の森」へ迷い込んでしまった。途方に暮れ、泣き出した蛍の前に現れたのは、狐の面を被った少年・ギン。ギンに助けられた蛍は、毎年夏になると、ギンのもとを訪れるようになる。そして、ふたりはいつしか惹かれあってゆくが、ギンは人でも妖怪でもなく触れると消えてしまうという不思議な存在だった。
耳をすませば
ジブリ映画作品。原作は柊あおいによる漫画。
読書が大好きな中学3年生の月島雫は、父の勤めている図書館へよく通うが、自分の読む本を全て先に借りて読んでいる「天沢聖司」の名前に気がつく。その天沢聖司が同級生だとすぐに分かったが、その他は分からないままに。ある日、図書館の帰り道で不思議な猫を見つけ、その猫を追いかける。猫は小さな古めかしいアンティークショップ「地球屋」へ入っていき、店で老人・西司朗と出会い、仲良くなる。その店に通うようになってから、ある日店の前で天沢聖司とであった。恋愛を通して、主人公の将来への焦りと成長が描かれた作品。
彼氏彼女の事情
全26話。原作は津田雅美による漫画。
宮沢雪野は、優等生を演じずにはいられない超・見栄っぱり。周りからの賞賛を浴びる為日々のたゆまぬ努力で優等生を演じていた。そんな彼女の本性を、完璧な優等生・有馬総一郎に知られてしまう。それをきっかけに、お互いを知って二人は互いに惹かれていく。演出がとても良く個性豊なキャラクター達が繰り広げる学園青春物。
CLANNAD(クラナド)
1期が「CLANNAD -クラナド-」全23話。2期が「CLANNAD 〜AFTER STORY〜」全24話。原作は恋愛アドベンチャーゲーム。アニメーション制作は京都アニメーション。
進学校に通う高校3年生の岡崎朋也は、無気力な毎日を送っている。毎日同じことの繰り返し。周りのみんなのように学校生活を楽しむこともできず、毎日遅刻ばかり。そのためか、校内では浮いた存在になっていた。ある日、朋也は学校まで続く坂道の下で、一人の少女と出会う。(公式)
様々なヒロインと関わったり、周囲の人と助けあったり、家族・友人・恋人それぞれの人との繋がりが大切に描かれている作品。
凪のあすから
1期全26話。アニメーション制作はP.A.WORKS。
海と地上、そのどちらにも人が暮らす世界。中学が廃校になり、幼なじみと共に地上の学校へ通うことになった海村の少年・先島光が転校初日目撃したのは、大切に守ってきた少女まなかが、地上の少年と特別な出会いをした瞬間だった。
ファンタジー要素を織り交ぜた恋愛作品。前半は丁寧に積み上げていき後半加速していきます。ですので、前半退屈に感じる方もいるかもしれませんが、恋愛ものが好きなら是非みて欲しいです。
言の葉の庭
映画作品。約46分。
靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は学校をさぼり、日本庭園で靴のスケッチを描いている。そこで出会った、謎めいた年上の女性・ユキノ。やがて二人は約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、心を通わせていくが、梅雨は明けようとしていた…。
年の差恋愛のもどかしさが描かれた青春ラブストーリー。ストーリー自体に目新しさはないのですが、表情や間、空気がとてもいい。そして、新海誠監督作品だけあって作画が凄い。映像美も楽しめる作品です。
イタズラなKiss
1期全25話。アニメーション制作はトムス・エンタテインメント。原作は多田かおるによる漫画。
斗南高校の入学式でF組の相原琴子はA組の入江直樹に一目惚れしてしまう。3年生になり、2年間の想いをラブレターに託し勇気を出して告白するも「頭の悪い女は嫌いだ」とあっさり振られる。
直樹への気持ちを断ち切ろうとする琴子だが、ある日琴子の新築の自宅が震度2の地震で崩壊。家を建て直す2・3ヶ月の間、父・重雄の学生時代からの友人の家に居候させてもらうことに。しかし、そこは直樹の家だった…。(Wikipedia)
高校生活だけでなく卒業後も描かれています。なので、中途半端に終わらず全力でやりきった感じが素晴らしい。25話でテンポよく話が進み上手くまとまっております。
めぞん一刻
全96話。アニメーション制作はスタジオディーン。原作は高橋留美子の漫画作品。
時計塔のある古い木造二階建てアパート一刻館。そこには詮索好きで宴会好きの一の瀬夫人、年齢、職業不詳でのぞきが趣味という四谷さん、スナック「茶々丸」に勤める六本木朱美、浪人生の五代裕作が住んでいる。住人たちは毎夜、五代の部屋で宴会をする。その為、こんな所に居たら人生台無しになると思った五代は出て行くと宣言した。そこへ新しくアパートの管理人になったという美人で若い女性、音無響子が犬の惣一郎を連れてやって来た。響子に一目惚れした五代は、出て行く決心など跡型もなくしてしまう。ある日、五代は偶然見かけた響子を尾行するが・・。(Wikipedia)
映画やドラマではよく(?)あるけどアニメだと未亡人との恋愛は少ないよね。原作の漫画に比べると丸くなっているが、めんどくさい女だと思う。そのめんどくささを魅力と感じるかどうかで評価が別れる。おっさん受けが良い印象もある。
坂道のアポロン
1期全12話。アニメーション制作はMAPPA、手塚プロダクション。原作は小玉ユキによる漫画作品。
1966年初夏、船乗りの父親の仕事の都合で、横須賀から長崎県の田舎町へ転校してきた一人のナイーブな少年・薫。
転校初日、バンカラな男・千太郎との出会いのおかげで、薫の高校生活は思わぬ方向へ変化していく。
更に、薫は千太郎の幼なじみ・律子に、律子は千太郎に、千太郎は上級生の百合香にと、それぞれの恋の行方も複雑になっていく。
ジャズ音楽がテーマの作品。演奏シーンは大変素晴らしかった。時代設定が古いので、レトロな雰囲気も楽しめます。もちろん、音楽だけでなく友情や恋愛も描かれています。明るすぎず落ち着いている、けれども、ワクワク感はあり続きが気になるアニメでした。
たまこラブストーリー
映画作品。アニメーション制作は京都アニメーション。
高校3年生の春。東京の大学へ進学することを決めた大路もち蔵は、幼い頃から恋をしている北白川たまこに想いを伝えることを決意する。下校途中、河原で転びそうになったたまこの腕を掴んだもち蔵は、そのまま自らの想いを告げる。突然の告白に驚いたたまこは尻餅をつき、川の水に濡れてびしょびしょなまま、その場を走り去ってしまう。それ以来、たまこはもち蔵と顔を合わせるのを避けるようになり、二人の関係は以前とは違うものになってしまった。
そんなある日、たまこの祖父、北白川福が餅を喉に詰まらせてしまい、病院へ搬送される。幸い命に別条はないことが分かると、入院手続きのためにたまこともち蔵が残され、二人きりになる。自分が告白をしたせいでたまこの調子が悪くなったのだと思ったもち蔵は、あの日の告白をなかったことにしてほしいと告げる。たまこはそのことを常盤みどり、牧野かんな、朝霧史織に相談したことで自らの想いに気づき、きちんと返事をしようと決意する。(Wikipedia)
ここまでピュアな恋愛アニメも珍しい気がする。高校3年生というのを考えると幼いが、それでも面白かった。自分の気持ちを上手く表現できない様子や揺れ動く心、すれ違いを懇切丁寧に描いており、若いころの恋愛を素直にいいなと思わせるようなアニメでした。そして、幼馴染好きならよりおすすめできます。
ef - a tale of memories(エフ ア テイル オブ メモリーズ)
1期「ef - a tale of memories.」が全12話。2期「ef - a tale of melodies.」が全12話。原作は成人向けゲーム。アニメーション制作はシャフト。
広野紘と新藤景は幼馴染の間柄。紘はクリスマスの夜、景のパーティーに呼ばれていたが、ふとしたキッカケで宮村みやこと遭遇し、紘はマイペースなみやこに振り回されるはめに。
紘のクラスメイトで映研部員の堤京介はクリスマスの街を撮影中、雑踏の中に少女の姿を見つけキャメラを向けるが、つい彼女の姿を撮りそびれてしまう。
一方麻生蓮治は駅で新藤千尋と出会う。翌日、そしてその次の日も蓮治は無人駅におもむき千尋と再会するのだが…。
1クール内で並行して語られる2つの恋物語。恋愛モノをよく見る方には1つ1つがよくあるストーリーに思えるかもしれませんが、綺麗な背景や音楽、そして独特の演出技法がかなり盛り上げてくれて面白い。特に大事な心理描写が大胆に描かれてて素晴らしいです。2つの物語が進行しますが、わりとごちゃごちゃにならずに楽しめました。あと、OPの変化にも注目するとより楽しめると思います。
会長はメイド様!
1期全26話。原作は藤原ヒロによる漫画作品。アニメーション制作はJ.C.STAFF。
元男子校だった星華高校は未だに男子の数が多く、女子は肩身の狭い思いをしていた。そんな中、初の女性生徒会長になった鮎沢美咲は男子の横暴から女子を守るため日夜戦っていた。男勝りな美咲は男子を圧倒するが、実は彼女には秘密があった。苦しい家計を助けるため、メイド喫茶でアルバイトをしていたのだ。しかしある日、その秘密を学校一のモテ男にして変人・碓氷拓海に知られてしまい…。
視聴する前は少女漫画でメイドってウケるのか?と疑問に思っていましたが、想定していたのと良い意味で違いました。生徒会長(上の立場)とメイド(下の立場)のギャップを生むための設定であり、あからさまな演出での萌えだとかはない恋愛ものとして見ることが出来ます。こういうギャップをもたせるキャラが主人公というのもなかなか新鮮でした。
主役二人の会話も面白く、それぞれのキャラを自然にかっこいいなぁ、可愛いなぁと思える作品でした。
涼宮ハルヒの憂鬱
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」入学式後の自己紹介で、このぶっ飛んだ発言をした県立北高校の1年生「涼宮ハルヒ」。成績も運動神経も容姿も優れているのに、傲岸不遜な態度と中学以来の奇人ぶりから、クラスで浮きまくる。その上、普通のクラスメイトをつまらないと拒絶し、ますます孤立していた。そこで、ハルヒの前の席に座るクラスメートの「キョン」が話しかけたことをきっかけに、SOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)に加入させられてしまうのだった…。
原作は谷川流のライトノベル作品。アニメーション制作は京都アニメーション。1期(2006年版)全14話。2期(2009年版)全28話(再放送14話+新作14話)。
長門有希ちゃんの消失
少し内気で普通の少女・長門有希は自らが部長を務める文芸部の存続を祝うため、そして部の存続に協力してくれた少年・キョンに想いを告白するためにクリスマスパーティーを企画していた。長門の親友である朝倉涼子、書道部の朝比奈みくる、鶴屋さんの協力でパーティーは無事開催され、長門は告白こそ失敗したものの充実した時間を過ごす。自らの居場所を再確認した長門は、部の存続にあたって自らが決断するきっかけとなった少女のことを思い出していた。
パーティー翌日、長門とキョンは件の少女・涼宮ハルヒと再会する。文芸部に興味を持ったハルヒは他校の生徒であるにも関わらず、お供の古泉一樹と共に部室に入り浸り始め、静かだった文芸部は賑やかな空間になっていく。ハルヒの起こす事件やイベントに翻弄されながら長門とキョンは少しずつ互いの距離を縮めていくのだが、キョンが長門の想いに気付く気配は無く、長門の恋路は前途多難かに思われていた。
原作はぷよによる日本の漫画作品。(『涼宮ハルヒシリーズ』の公式パロディ)アニメーション制作はサテライト。1期16話+OVA1話。
となりの怪物くん
1期全13話。原作はろびこによる漫画作品。アニメーション制作はブレインズ・ベース。
水谷雫はトップの成績を取ることしか興味がなく、ひたすら勉強を好む女の子。その水谷が、入学式当日に流血事件を起こし停学処分解除後も不登校を続ける吉田春にプリントを届ける事から、物語が動き出す。
理由こそ違えど、お互いが人と関わってこなかったため、なかなか上手く噛み合わない。素直な気持ちからの行動もなんか空回り。険悪な仲でもないのにそうなってしまう。なんとも言えない不思議な雰囲気の微笑ましい関係。
じれったい感じでもイライラせずに楽しめるなら見て損はない恋愛アニメです。
ココロコネクト
全17話。原作は庵田定夏によるライトノベル作品。アニメーション制作はSILVER LINK.。
私立山星高校文化研究部に所属する5人が「ふうせんかずら」の謎の企みによって、体の入れ替わり・欲望開放・時間退行・感情伝達といった現象を体験させられ、現象によって生じる人間関係の歪みを5人が衝突しながらも乗り越えていくお話。
一人ひとりがトラウマやコンプレックスを抱えている高校生。謎の現象を経て悩みを乗り越えたり、恋に悩んだりします。自分とは全く違う考え方のキャラでも、心理描写が丁寧で悩みについても恋についても感情移入しやすく楽しめました。ただ、そういう描写をくどいと感じる人には不向きかもしれません。
オオカミ少女と黒王子
原作は八田鮎子による日本の漫画作品。アニメーション制作はTYOアニメーションズ。1期全12話。
見栄っ張りなエリカは、友達相手に彼氏とのラブラブ話を語るが、実は彼氏いない歴16年。そろそろ嘘も限界と思ったそのとき、街で見かけたイケメンを盗撮。自分の彼氏だと自慢したが、その彼は同じ学校に通う佐田恭也だった。事情を打ち明け彼氏のフリをしてもらうことを承諾してもらったが、佐田くんは優しげな見た目とは正反対の超腹黒ドS男子! 弱みを握られたエリカは佐田くんの犬を命じられてしまう……。
青い花
1期全11話。原作は志村貴子による漫画作品。アニメーション制作はJ.C.STAFF。
江ノ電沿線の女子高「松岡女子高等学校」に入学した万城目ふみは、入学式の日に同じく江ノ電沿線のお嬢様学校「藤が谷女学院」に入学した幼なじみの奥平あきらと10年ぶりに再会し、2人は一緒に登校するようになる。その頃のふみは交際していた従姉の花城千津が結婚したために沈んでいたが、文芸部の部室で先輩の杉本恭己と出会い、付き合いはじめる。(Wikipedia)
このアニメは女の子どうしの恋愛を描いた、百合アニメです。そして、百合アニメの中でも真っ当と言うと語弊があるかもしれませんが、女の子どうしのイチャイチャではなく、登場する少女たちの思春期特有の繊細な心の揺れ動きが丁寧に描かれてて、それがすごく面白い作品でした。
それぞれのキャラが色んな長所と短所、悩みや問題を抱えてて、描かれている内面がすごくリアルです。ただ、恋をした、恋をされた。でもその相手は同姓だった。この思いはどうすればいいのか。
百合に興味がある人は見て損はないですし、百合に興味がない人も一度視聴してみてはいかがでしょうか。
図書館戦争
1期全13話。原作は有川浩による小説作品。アニメーション制作はProduction I.G。
時は2019年、公序良俗を乱し人権侵害の表現を取り締まる「メディア良化法」が施行された現代。
強権的かつ超法規的な「メディア良化委員会」とその実行組織『良化特務機関』の言論弾圧に唯一対抗できる存在、それが図書館だった。かくして図書館は武装し、良化機関との永きに渡る抗争に突入することになる。図書館の自由を守るために。
タイトルを見ますと戦争・政治色が強い作品と思えますが、恋愛色のほうが強く感じました。政治的な話はちょっと雑かなと思う部分があります。ですが、恋愛部分は職場のラブストーリーものとしては良いと思いました。序盤は深い関わりもないので、恋愛要素は薄く、中盤終盤にかけて濃くなっていきます。
桜蘭高校ホスト部
1期全26話。原作は葉鳥ビスコによる漫画作品。アニメーション制作はボンズ。
超お金持ち学校で有名な私立桜蘭学院高等部に奨学特待生として入学した主人公の藤岡ハルヒ。勉強場所を求めて偶然入った教室は学内で有名な「ホスト部」の部室だった。
ハルヒはその部室にあった800万円ほどする壺を誤って割ってしまい、その弁償のためにホスト部で「ホスト部の犬(雑用係)」として働くことになる…。というお話。
男装系主人公(趣味ではなく仕方なくですが)で少女漫画原作なのですが、女性だけでなく、男性からの評価も高い作品となっております。基本的には1話完結のコメディータッチで展開されますが、ホスト部員個々の過去エピソードがどれもいい話なうえに、最終回の展開につながっていく感じがとても良くまとまっている部分が良かったのだと思います。また、主人公の藤岡ハルヒがいい感じにサバサバして、かつ可愛らしい部分もあるというのも面白さに繋がったのでしょう。
ハチミツとクローバー
1期は全26話。2期は全12話。原作は羽海野チカによる漫画作品。アニメーション制作はJ.C.STAFF。
美大生・竹本祐太はおんぼろアパートの同僚で先輩の森田忍や真山巧らに囲まれ、日々大学生活を楽しんでいた。
ある日、竹本達は大学の教師の花本修司から花本の親戚の花本はぐみを紹介される。人見知りが激しく口数も少ないはぐみだったが、その愛らしさに竹本は自分でも知らぬ間に一目惚れする。そして、変人として知られている先輩の森田も又はぐみを気に入ってしまう。
周囲がもどかしくなるほど分かりやすく不器用な竹本と、難解すぎるアプローチで周囲を戸惑わせる森田。正反対の二人の愛情表現が交錯する。
一方、真山は、自分に対して真っ直ぐな想いを送り続ける同級生・山田の気持ちに気づきながら、交通事故で亡くした夫の影をいつまでも追い求める建築デザイナー・理花への想いを強めていく。
それぞれの気持ちに気づかないまま時は流れていく…。
アオハライド
1期全12話。原作は咲坂伊緒による漫画作品。アニメーション制作はProduction I.G。
高校1年の終わり、双葉は運命の再会を果たす。その相手は、中学時代に転校し、忽然と姿を消してしまっていた初恋の人・田中洸。その洸が、3年ぶりに双葉の前に現れた。しかし、洸の苗字は「馬渕」に変わり、性格もクールな別人になっていた……。徐々に明らかになっていく、空白の3年間。二人の恋は、再び動き出す。(Wikipedia)
ロミオ×ジュリエット
1期全24話。アニメーション制作はGONZO。
舞台は空中浮遊大陸ネオ・ヴェローナ。14年前のモンタギューの反乱によってキャピュレット一族は虐殺された。唯一の生き残りジュリエットはキャピュレット家の親衛隊長のコンラッドの手によって助けられ、ウィリアムの劇場で男として育てられる。
それから14年後。ジュリエットは「赤い旋風(かぜ)」と呼ばれる剣士の姿でモンタギューの圧政に立ち向かうが、憲兵隊に追われている所を親の仇であるモンタギューの息子であるロミオに助けられる。その後2人は、偶然にもネオ・ヴェローナ城で開かれた舞踏会で再会し、恋に落ちる。(Wikipedia)
赤髪の白雪姫
原作はあきづき空太による日本の漫画作品。アニメーション制作はボンズ。分割2クールの全24話 + OVA。
生まれつき赤い林檎のような美しい髪をもつ少女白雪は、その珍しい髪の色を気に入った、生まれ育った国タンバルンのラジ王子に愛妾の座を用意される。拒否する形で国を出た白雪は、辿り着いた隣国クラリネス王国の森でゼンと名乗る少年と出会う。追ってきたラジ王子から彼女を助けてくれたゼンの正体はクラリネス王国の第二王子だった。その後白雪は、クラリネスに居を移し宮廷薬剤師として働きながら、ゼンの味方になるための道を進んでいく。
AIR (エアー)
1期全15話。原作は恋愛アドベンチャーゲーム。アニメーション制作は京都アニメーション。
国崎往人は旅を続ける人形使い。「法術」と呼ばれる不思議な力を用いて、道行く人々に芸を見せることで生きてきた。特にあてがある旅でもないが、彼は密かに探しているものがあった。
幼い頃、母が繰り返し語ってくれた「今も空にいるという翼を持った少女」。ある夏の日、偶然立ち寄ることになった海沿いの街で、彼は1人の少女と出会う。それが全ての始まりだった…。
WHITE ALBUM2(ホワイトアルバム2)
1期全13話。原作は恋愛アドベンチャーゲーム。アニメーション制作はサテライト。
学園祭まであと一月と迫った秋の日の夕暮れ。崩壊した軽音楽同好会の最後の一人、北原春希は、放課後の窓際で学園祭のステージを目指してギターを弾いていた。
それは、二年半ずっと真面目に過ごしてきた優等生が、卒業までの半年間に成し遂げようとした、ささやかな冒険。
けれど、その拙いギターの音色に、流れるようなピアノの旋律と、鈴が鳴るような歌声が重なったとき……
一人からふたりへ、ふたりから三人へと重なっていった新生軽音楽同好会の、夢のような、夢であって欲しかった半年間が始まった。(公式)
タイトルに「2」と入っていますが、「1」を見なくてもキャラの繋がりが無いので十分理解できます。私も「1」を見ずに視聴しました。春希、冬馬、雪菜の3人でバンドを結成する物語。序盤から嫌な予感がする。どう転んでも完全なハッピーエンドにはならないであろう。メインキャラが3人に絞られているので、それぞれのその時々の心情が深く掘り下げられているのが好印象。ほとんどモノローグに頼らずに視線や仕草、何気ない会話などで心情が描けているのも良かった。ストーリー、キャラは共に魅力的、人によっては生々しすぎてキツいかもしれませんが、そういったものが平気なら楽しめる作品だと思います。
Kanon (カノン)
1期全24話。原作は恋愛アドベンチャーゲーム。東映アニメーション版と京都アニメーション版がある。
家庭の事情により北国(「雪の街」)の叔母の家に居候することになった相沢祐一。7年前まではよく訪れていたにも関わらず、彼には当時のことが思い出せずにいた。そんな中、彼はそこで出会った5人の少女達と交流を深め、幼い頃の大切な記憶を取り戻していく。(Wikipedia)
sola(ソラ)
1期全15話。アニメーション制作はNOMAD。
御池学園に通う高校一年生の森宮依人は友達とワイワイ遊ぶよりは一人で趣味に勤しむタイプ。そんな依人の趣味は「空」の写真を撮ること。
石月真名は活発な依人のクラスメイト。真名の妹、こよりは小学二年生。体調を崩し、海が見下ろせる丘の病院に入院している。この病院で、こよりは、依人の姉・蒼乃と知り合い、依人と真名はよく二人のお見舞いに来ていた。
その日も夜明けの空を撮ろうと、森公園に日の出前からやってきてカメラを構えていた依人は、不思議な少女・四方茉莉と出会う…。
依人と茉莉が出会い、少女達が出会ったとき全員の物語が動き始める。
あの夏で待ってる
全13話。アニメーション制作はJ.C.STAFF。
『その夏の思い出が、僕達の永遠になる』 空は、とても青く澄み渡って。 入道雲が、向こうの山を隠すほどに湧き上がって。 それはいつもの、僕らの街の風景なんだけど。 でも、かけがえのない「夏」だったのだと思う。 その男の子には、「なにもないけど、なにかしたい」って漠然とした気持ちがあって。 だから仲間と一緒に、映画を撮ろうと相談しているところで。 そんなとき、「特別」な女の子が、この街にやってきたんだ。 そして。 男の子の気持ちを、「特別」にしたんだ。
僕等がいた
1期全26話。原作は小畑友紀による漫画作品。アニメーション制作はアートランド。
彼はその時 まだたったの15歳で そして今 まだほんの16歳で 支えなければならない現実は いつも彼の体より 大きい ― 胸に期待をふくらませ、友達をいっぱい作ろうとしていた七美の高校生活が始まった。だけど女の子たちは、クラスの3分の2が一度は好きになるという、矢野という男の子の話題で持ちきりだった。七美には、意地悪でむかつく男にしか見えなかったけれど…
好きっていいなよ。
1期全13話。原作は葉月かなえによる漫画作品。アニメーション制作はゼクシズ。
16年間、彼氏も友達も作らずに生きてきて、周りからは暗いやつと思われている、橘(たちばな)めい。ある日、ひょんな誤解から学校一のモテ男・黒沢大和(くろさわやまと)にケガをさせてしまうが、なぜか大和はめいを気に入って一方的に友達宣言、むりやりケータイ番号を押しつける。めいがストーカーにつきまとわれた時、呼んだらすぐにきてくれた大和は、めいを守るためとキスまでしてきて……!?
未確認で進行形
1期全12話。原作は荒井チェリーによる4コマ漫画作品。アニメーション制作は動画工房。
ごく普通の生活を送る高校生・夜ノ森小紅の16歳の誕生日。許嫁なのに影が薄い三峰白夜と、小姑なのにどう見ても幼女の三峰真白が現れた。ブリーフィング無しでいきなり始まった奇妙な同居生活。シスコンで変態な姉・夜ノ森紅緒まで加わり、事態は相当ややこしいことに。小紅の生活は普通じゃなくなった。
半分の月がのぼる空
全6話。原作は橋本紡による漫画作品。アニメーション制作はグループ・タック。
ある病院を舞台に繰り広げられる、平凡な高校生と心臓病の少女との心の交流を描く。
高校2年の冬、突然の肝炎で入院することになった裕一。病状は回復し、病院を抜け出しては看護師に叱られる毎日。そんなある日、彼は隣の病棟に入院している女の子と出会い、彼女に惹かれていくが…。
この美術部には問題がある!
何の変哲もない普通の学び舎である月杜中学校の美術部における、絵の才能には恵まれているが二次元嫁を描くことを使命とする内巻くんや、そんな彼のことが内心気になって仕方のない宇佐美さん、二人を気にかけているようで寝てばかりいる部長など、あれやこれや問題のある部員達が引き起こすドタバタラブコメディ。
恋する乙女はどれだけかわいいか?と聞かれれば、とりあえずこれを見ろって感じの作品。宇佐美さんのぽろっと本音が出たり、あれこれ考えたり、彼がとにかく気になって仕方がなく、一喜一憂する姿がとても可愛らしいです。
原作はいみぎむるによる日本の漫画作品。アニメーション制作はfeel.。1期全12話。
俺物語!!
原作・河原和音、作画・アルコによる日本の漫画作品。アニメーション制作はマッドハウス。
性格は真っすぐで不器用、同性からは慕われるが異性には嫌われやすい、いかつい剛田猛男。彼がこれまでに好きになった女子は皆、イケメンの親友、砂川誠を好きになった。
ある日猛男は、電車で痴漢に遭っていた女子高生・大和凜子を助ける。猛男は大和に一目惚れするが、後日、お礼に訪れた凜子の様子から「彼女もまた誠を好きになったのだ」と感じ、誠と大和の恋を成就させようと文字通り体を張って奮闘する。
しかし、凜子が想いを寄せる相手は砂川ではなく……。
化物語
1期「化物語」全15話。2期「偽物語」全11話。3期「〈物語〉シリーズ セカンドシーズン」全31話(予定、現在途中)。原作は西尾維新による小説作品。アニメーション制作はシャフト。
高校3年生の少年 阿良々木暦は、文化祭の準備をしていた5月のある日、3年間ろくに話したことのないクラスメイト・戦場ヶ原ひたぎの秘密を知ってしまう。ひたぎは体育の時間には全く参加せず、病院通いを続けているのだが、実は彼女には体重と呼べるものが殆ど無かったのである。暦は秘密を知った日の放課後、ひたぎから秘密をばらさないようにと執拗な脅しを受けるが、それにもめげず彼女の秘密に対する協力を申し出る。彼女によると、2年前に1匹の不思議な蟹に出会い、重さをそっくり持っていかれたのだと言う。
ましろ色シンフォニー -The color of lovers-
1期全12話。原作は恋愛アドベンチャーゲーム。アニメーション制作はマングローブ。
主人公「新吾」が通っていた学校「私立各務台学園」が経営難に陥ったことで、別のお嬢さま学校「私立結姫(ゆいひめ)女子学園」、通称「結女(ゆいじょ)」との統合が計画された。今まで女子校だった「結女」に主人公たちが統合の試験期間として編入
されるところから繰り広げるピュアなラブストーリー。
最初は元が女子校なので、主人公たちは女生徒に良くも悪くも距離を置かれますが、学校生活をおくっていくうちに、少しずつ変わっていきます。まあこの主人公がなかなか紳士的な立ち振舞なので、変わらないほうがおかしい感じで、視聴者側も嫌悪感を抱くようなキャラではなかったです。
序盤から丁寧に作り上げる王道的な恋愛アニメとなっており、ハーレム的展開に嫌悪感がなければ、見て欲しいアニメです。
中二病でも恋がしたい!
高校1年生の富樫勇太は中学生時代、邪気眼系中二病を患っていた。
しかし、そんな黒歴史を中学とともに卒業し、高校ライフを満喫していた。勇太は周りには中二病だったことを隠していたがひょんなことからある日、クラスメイトで現役中二病患者の小鳥遊六花と半ば強制的に契約を結ぶことになってしまった。
原作は虎虎による日本のライトノベル作品。アニメーション制作は京都アニメーション。1期(中二病でも恋がしたい!)全13話(TV全12話 + OVA)。2期(中二病でも恋がしたい!戀)全13話(TV全12話 + OVA)。
さくら荘のペットな彼女
1期全24話。原作は鴨志田一によるライトノベル作品。アニメーション制作はJ.C.STAFF。
水明芸術大学附属高校(スイコー)の学生である神田空太は、高校1年の夏に学生寮で猫を飼っていたことが発覚して校長に呼び出され、猫を捨てるか寮を出るかの選択を迫られる。大の猫好きで権威に逆らってみたかった空太は猫を取って寮を追い出され、悪名(?)高い「さくら荘」へ移ることとなった。やがて春になり、スイコーに編入してきた世界的天才画家の椎名ましろがさくら荘へ入ってくるが、彼女の常識の無さに空太は振り回されることに。
最序盤の1,2話はよくある展開の連続で見るのをやめた人も多そう。ただ、全体としてみると、シリアス展開もあり、偶然とか奇跡だとかのご都合主義的展開も少なめの作品でした。一言で言え「夢を追うお話」です。その難しさ生々しさが描かれていました。恋愛要素としては、学生の恋愛+才能や実力差の壁にどう向き合うかと言った感じです。人を認める・人に認められるシビアさこの物語の肝かな。
随時感想など更新していきます
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