2016年10月2日更新
私が視聴したことのあるホラーアニメのまとめ的な何か。何をホラーと捉えるかちょっと分からないので(いきすぎた描写がギャグだとかひとによって感想が分かれるため)、ここでは私が怖いと思った、妖怪などがでる作品をホラーとして選びました。まあ、元々の分母が少ないから選ぶと言ってもそんなに出来ないんですよね。もっとホラーアニメ増えませんかねぇ。
屍鬼(シキ)
アニメーション制作は童夢。1期全22話+未放送2話。
原作は小野不由美作の小説作品。土葬の習慣がいまだに残っている、小さな集落・外場村。ある日、死体が発見され村に住む医者・尾崎敏夫はこの死を不審に思っていたが、事件性はないとされ普段通りの取り扱いになった。ところが、この件以降も1人、また1人と…というお話。
キャラデザで見る前に切ってしまったなら是非みて欲しいアニメ。とりあえず1話のつもりでしたが、謎や伏線が気になって気になって最後まで視聴しました。ただ、グロ注意です。終わり方については賛否あると思いますが(何が見たかったか意見が分かれるので)それまでの過程は文句なしだと思う。個人的には終わり方も含めて好きですし、ホラーアニメの中ではトップだと思っております。
ひぐらしのなく頃に
原作は同人サークル『07th Expansion』によるコンピューターゲーム作品。アニメーション制作はスタジオディーン。1期(ひぐらしのなく頃に)全26話。2期(ひぐらしのなく頃に解)全24話。OVA(ひぐらしのなく頃に礼)全5話。OVA(ひぐらしのなく頃に煌)全4話。
ダム建設による村の水没を村民の行動で阻止した、雛見沢村。ダム建設計画の凍結から5年後、前原圭一が引っ越してきた。彼は新たな学校で友人たちと打ち解けて平和に過ごしていた。ところが、綿流しという祭りの日から、様相が変わっていく…というお話。
ニュースに取り上げられたりして色々話題になった作品。絵柄的にリアルさがないグロなのですが、やってる事がエグいから駄目な人は駄目ですね。ミステリー要素もあり、最初はなんとも思わなかったシーンも2周目だと見かたが変わって面白かった。1話~4話の「鬼隠し編」で興味を引かれなければ最後まで見ないほうがいいかも、少しでも気になれば最後まで見て大丈夫でしょう。
地獄先生ぬ~べ~
原作は原作:真倉翔・作画:岡野剛による漫画作品。アニメーション制作は東映動画。1期全49話。
童守小学校の5年3組担任・鵺野鳴介(ぬ~べ~と呼ばれている)には霊能力教師という一面もあった。黒い手袋をしている彼の左手には悪霊や妖怪を浄化することのできる「鬼の手」封印されているのだ。子供たちが悪霊や妖怪に襲われ危機に瀕する時、ぬ~べ~が助け出すというお話。
超有名作品ですね。漫画・アニメ共に面白いです。ドラマ?ありましたっけ?そんなの。子供の頃見た時はトラウマになるような回もありました。ギャグとホラーの落差が激しいのですが、それもぬ~べ~の魅力だと思います。あと、OPも良かった。
学校の怪談
宮ノ下さつきたちは学校の旧校舎に迷い込み、そこで妖怪たちに襲われる。
旧校舎のなかでさつきの母親が遺した「オバケ日記」を発見し、それに記された方法に従って妖怪を撃退する。 そのとき、妖怪「天の邪鬼」をペットの猫「カーヤ」の中に誤って封印してしまう。
カーヤの中から天の邪鬼を追い出すためには旧校舎内の他の妖怪を退治しなければならない事がわかり、さつきたちは「オバケ日記」の情報をたよりに、他の妖怪たちを退治していく…。
アニメーション制作はスタジオぴえろ。1期全20話(19話+特番1話)。その他総集編が2話、未放送が1話。
このアニメも子供たちのトラウマを作りましたね。今見てもわりと怖い回もある。とある回のせいで一人で留守番するのが怖かった思い出もあります。そして、天の邪鬼が良いキャラしてるんですよ、すごい印象に残ってる。最終回も良い終わり方したし、OPも良かった。EDはよくあの時間帯に放送できたなと今では思いますね。
Another(アナザー)
1998年、春。夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(15歳)は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ美少女 見崎鳴 に惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。そんな中、予想もしなかった惨事が! この“世界”ではいったい、何が起こっているのか…?
原作は人気推理作家・綾辻行人による小説。序盤中盤は良い雰囲気のあるミステリー・ホラーなのですが、終盤はいろいろやり過ぎたため人によってはギャグに見えるかも。キャラクターデザイン・作画もよく、伏線の張り方も素晴らしかったと思います。個人的には傘が凄い印象に残っている。
xxxHOLiC ホリック
「アヤカシ」に好かれてしまう主人公・四月一日君尋は、ある日、願いを叶えるミセの女主人・壱原侑子と出会う。「アヤカシ」に好かれてしまう体質を何とかしてもらう為、その見返りとして壱原侑子の下でアルバイトをすることになる。願いを叶えるミセでアルバイトをしていると、悩みや問題を抱えた人間や他にも様々な不思議な客と出会い、奇妙な出来事と関わっていく…というお話。
ホラーというよりは、オカルトやファンタジーという括りなのかもしれない。けれども、怖い話もあります。妖怪だけでなく、人間の一面を描いていたり、不思議な話も多いアニメです。
ゴーストハント
物語は、主人公・谷山麻衣が通う都内の高校でのお話。旧校舎で心霊現象が発生し、渋谷サイキックリサーチという心霊現象の調査事務所が調べにやってくる。事故で助手に怪我を負わせて、高い機材を壊してしまった麻衣は、弁償する代わりに所長・渋谷一也の助手の代理をすることになるのだが…。
オカルトな話題を中心に怪奇現象をファイルで分けて解決していく。1つの事件をファイル1とし、数話かけて解決していきます。ミステリー要素も強いため、心霊探偵ものと言った感じでしょうか。盛り上げてくれるキャラばかりなんだけど、主人公の女の子には人によって嫌悪感を示すかも。
コープスパーティー Tortured Souls 暴虐された魂の呪叫
異空間に飛ばされた生徒たちが元の世界に戻るために試行錯誤するお話。ゲームが有名な作品。アニメの進行もゲームチックな感じがしました。OVAなのでざっくりと話は進みます。この作品はとにかく【グロい】です。これもOVAのためか規制とか薄いんでしょうね。見れないことはなかったけどもう一度見たいとは思わないアニメでした。
地獄少女
ある都市伝説があった。深夜0時にだけアクセスできる「地獄通信」に怨みを書き込めば、どこからか「地獄少女」が現れ、憎い相手を地獄に堕としてくれるという。
地獄少女の「閻魔あい」は彼らの嘆きを聞き、依頼主に契約の証である藁人形を渡し、「地獄流し」へ至る方法を語る。ただし、「その代償として自分自身も死後は地獄で永遠に苦しむことになる」とも言う。地獄少女は全てを見通すかの様な涼やかな瞳を相手に向け、ただ一言告げる。「あとは、あなたが決める事よ」と…。
地獄送りをテーマとした和風ホラーアニメ。復讐劇とも言えるかな。部分的には時代劇・「必殺仕事人」とかぶりますね。人を呪いたい人が集まるので当然と言えば当然ですが、ひどく陰鬱とした作品。地獄に流されても仕方がないなと思えるような、えげつない人々のオンパレード。とても面白いんですが、それ故にもやもやする部分もある作品でした。
KAKURENBO (カクレンボ)
クリエイター集団「神風動画」の主力であった森田修平と桟敷大祐による映像製作ユニット・YAMATOWORKSによるホラーアニメ。行方不明の妹を探すヒコラら少年たちは、鬼と呼ばれる者たちとの遊戯「カクレンボ」に参加するが…。
都市伝説などで夜のカクレンボはアカンみたいな話がありますよね。そういうのをモチーフにされた作品だと思います。短編アニメーションなのでシナリオは薄いですが、退廃的な世界観・映像美・音楽の演出などは素晴らしかった。シナリオが薄いと書いてありますが、良い意味で「KAKURENBO」が描かれたアニメでした。あんまり詳しく書くとネタバレになってしまうのでこの感想も薄くなってしまった点は申し訳ない。
闇芝居
昭和の紙芝居風に語る日本にある都市伝説的なストーリーの大人向け短編アニメーション。アプリとも連動し、都市伝説キャラを捕獲するゲームが配信され、番組放送中に仕掛けが施されている。
5分間程度のショートアニメ、1話完結です。紙芝居形式で怖い話を描く作品。短い時間という制限があるため、ガッツリ掘り下げることもできず、ありきたりであったり、怖いというよりは驚かす事を目的とした話が多かったです。それでも、1,2話おおーと思う話もあり、暇つぶし程度であまり期待せずに見る分には凄れたものだと思います。
脚本は、熊本浩武。第1期:全13話、第2期:全13話、第3期:全13話。アニメーション制作はILCA。
怪~ayakashi(アヤカシ)
日本古来の怪談の中から著名な三話『四谷怪談』、『天守物語』、『化猫』を元に、俊英クリエーター達が原作を独自に解釈、あるいは新規にストーリーを書き起こして現代的な視点・様式を加味し、原作既読者も新鮮な感覚で視聴できる前衛風味の強い異色作となった。それぞれの三話はオムニバス形式として制作され、それぞれの作品にストーリー上の繋がりは特に無く、制作スタッフも別チームが行なった。この事により、各作品は全く別の作風に仕上がっている。作画もまったく異なる。
1クール全11話。アニメーション制作は東映アニメーション。
モノノ怪
モノノ怪+怪?ayakashi?化猫BOX [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 角川映画
- 発売日: 2011/04/06
- メディア: Blu-ray
- 購入: 2人 クリック: 33回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
“モノノ怪”を斬ることができる退魔の剣を携えて諸国を巡る薬売りの男がいる。
彼が呼ぶのか、剣が呼ぶのか、薬売りの前には次々と妖異が現れる。
“モノノ怪”を成すのは、人の因果と縁(えにし)。人の情念や怨念があやかしに取りついたとき、“モノノ怪”となる。 こうして彼の行く所、様々な“この世のあはれ”が浮かんで消える……。
1クール全12話。アニメーション制作は東映アニメーション。
墓場鬼太郎
時は昭和30年代―。終戦から10年が経ち高度経済成長が急加速で進む中、富む者は富んだが、社会の底辺では泥まみれになりながらも日々を生き抜いている人々が溢れていた。
そんな社会に幽霊族最後の生き残りとして墓の中から生まれてきた鬼太郎。
地獄とは?この世とは?生きる幸福を考察し尽くした水木しげるの哲学に立ち戻り、元祖・鬼太郎が人間を笑い飛ばし、生きる喜びを謳いあげていく。
原作は水木しげるによる漫画作品。1クール全11話。アニメーション制作は東映アニメーション。
迷家-マヨイガ-
「第一回人生やり直しツアー」に参加した若い男女たち。彼らは行方不明者になり人生をやり直すためバスに乗り込み、都市伝説として語られる「納鳴村(ななきむら)」に向かっていた。しかし着いた村に人の気配はなく、「行方不明者がコミュニティを作って暮らしている」と聞かされていた参加者たちは不信感を抱く。不気味な獣の咆哮、参加者の行方不明事件と怪現象が続き、下山を試みるも村からは出られない。さらに、それぞれが姿形の違う「巨大な化け物」に遭遇。それは人の心のトラウマが生み出した「ナナキ」だった。参加者たちは、自分の心の弱さや不満を振り返り、大半が帰宅を望む。そして村に残ることを選んだ者に見送られて帰路に着くのだった。
アニメーション制作はディオメディア。1期全12話。
新たにホラーアニメを視聴するごとに更新していきます。
【他の記事も】